スポーツではなく遊びに見えるカバディという団体競技
団体競技の中には、スポーツというより遊びのようなものがいくつかあります。その中でもカバディはスポーツをしているようには見えず、ただひたすら何かしらの言葉を連呼している様子は少し異様でもあります。
カバディはインドで生まれたスポーツであり、立派な国技です。1チームは10名程度で行われ、攻撃側のチームはカバディと連呼しながら、守備側の陣地に侵入し、守備側の相手にタッチして、自陣に戻ってくるというのがルールになっており、触った分だけ得点になります。
もし、攻撃側の選手を捕まえることができれば守備側に1点が入ります。そして、捕まえられた選手、タッチされた選手は退場しなくてはならず、味方が得点をするまで復帰することができません。
瞬時に飛び込み、そしてすぐに陣地に戻るという性質もあり、瞬発力がかなり求められます。また、一息で連呼しなければならず、思った以上の体力を消費し、1試合終わるころにはほとんどの選手が息が上がる状態となります。